一般外科（小外科手術）についてSurgery
専門医による診察・処置・手術
当院の一般外科（小外科手術）では、切り傷や擦り傷、咬傷、やけどなどの外傷から、捻挫、打撲、皮膚のできもの、皮下腫瘤の切除、巻き爪などの外科処置を行っています。けがをなさった際には、感染症を防ぐためにも、早めにご受診ください。
また、「他院で手術を受けたけれども、術後のケアだけ自宅近くのクリニックで行ってもらいたい」などのご要望にもお応えいたしますので、お気軽にご相談ください。
※術後の入院を要するような大きな手術など、当院での対応が難しい場合は、ふさわしい専門医療機関をご紹介いたします。
「湿潤療法（しつじゅんりょうほう）」とは
湿潤療法とは、すり傷・切り傷・やけどなどの治療において、「消毒をしない」「乾かさない」「水道水で洗う」を基本とする新しい治療法です。
従来のように消毒薬を使ってガーゼを当てる方法では、細菌を殺すと同時に再生中の細胞まで傷つけてしまうことがあります。さらに、ガーゼが乾燥して傷口にくっつくことで、治りを遅らせてしまう場合もあります。
湿潤療法では、皮膚が本来もっている自然治癒力を最大限に生かすため、傷口を「湿った状態」で保ちます。
当院では、ガーゼの代わりに「キズパワーパッド」「プラスモイスト」などの専用被覆材で傷をやさしく覆い、乾燥を防ぎながら治癒を促します。
この方法により、治療期間の短縮・痛みの軽減・感染の抑制・コストの低減など、さまざまなメリットが得られます。
主な診療・処置内容
- 外傷（切り傷・擦り傷・咬傷・やけど など）
- 異物刺入（トゲ・釘などが刺さった場合）
- 捻挫・打撲
- 皮膚のできもの・皮下腫瘤
- 褥瘡（床ずれ）
- 巻き爪
- ギプス固定・除去
- 縫合処置
- 手術後の創部ケア
- 二重整形手術（自費診療）
主な日帰り手術・処置Treatment
二重整形術 ※自費診療
ご希望の二重ラインに沿ってまぶたの皮膚を切開し、自然でくっきりとした二重をつくる施術です。余分な皮膚や脂肪を丁寧に整え、縫合することで安定したラインを形成します。大手美容系がCMをしている切らない埋没法では取れやすい方や、よりはっきりした二重を希望される方におすすめです。
費用について
| 二重整形術 | 料金（税込） |
|---|---|
| 二重整形術（両目） | 55,000円 |
副作用・リスク
- 内出血・腫れ・左右差・傷跡・痛みなどがあります。
3年の保証期間を設けています。左右差や仕上がり不整があると医師が認めた場合に修正を行います。
脂肪腫
脂肪腫の手術は、局所麻酔を用いて腫瘍を膜ごと取り除く日帰り手術です。皮膚を小さく切開し、脂肪腫を丁寧に摘出した後、止血・縫合を行います。当院では、傷跡が目立ちにくいよう細やかに処置します。保険適用が基本です。
粉瘤（アテローム）
粉瘤の手術は、局所麻酔で行う日帰りの外科手術です。炎症がある場合は、まず膿を排出して炎症を落ち着かせ、後日あらためて袋ごと摘出します。状態に応じて切開法やくり抜き法を使い分け、できるだけ負担の少ない治療を行います。
ほくろ（母斑）
ほくろ（母斑）の治療は、大きさや深さによりレーザーまたは手術で行います。浅いほくろはレーザー治療で除去できますが、深いものや悪性の疑いがある場合は、メスによる切除手術を行います。切除後は傷跡が目立たないよう丁寧に縫合します。
また、悪性黒色腫などのリスクがある場合には病理検査で確認します。手術は、悪性の疑いがある場合や、視界を遮る・ひげ剃りで引っかかるなど日常生活に支障をきたす場合に、保険適用となります。これら以外の美容目的で除去する場合は、原則として保険適用外の自由診療となります。
